Q6粉薬・錠剤・カプセル剤などの薬の保管で注意することは?
薬には、温度、湿気、光などの影響を受けやすいものもあり、その保管は、医師・薬剤師等の指示もしくは、薬袋や説明書などに書かれている保管方法にしたがうことが大切です。
なお、薬袋や説明書なども薬といっしょに保管されることをお勧めします。

粉薬、錠剤、カプセル剤は、特に指示がない場合は室温(1~30℃)での保管で構いません
が、できれば気密性の高い缶やプラスチックの容器に入れ、お子様の手の届かない所に保管するとよいでしょう。薬には、温度、湿気、光などの影響を受けにくくするために、表面が加工されていることがあります。また、薬の包装についても、湿気や光を通しにくいフィルムや容器を使用するなどの工夫がなされていることがあります。
しかし、陽があたる窓際や、洗面所や台所など湿気の多いところに薬を保
管することは極力避けるようにしましょう。また、暖房器具の周辺および車
の中など、温度変化の激しい場所での保管も避けましょう。
なお、説明書などに書いてあります「湿気に注意」とは、湿気の多い場所
での保管を避けることを指しており、「光に注意」とは、 日光や室内での
蛍光灯も含めて光にさらされることを避けて保管することを意味します。