Q5
同じ薬を長く使用していると効き目が弱くなるの?
多くの薬では効き目が弱くなることはありません。
一部、同じ薬を使用していて、最初のうちはよく効いていたものが、長く使用しているうちに次第に効き目が弱くなってくるものもあります。
このような現象には、次のようなことが考えられます。
薬の中には、長期間にわたり続けて使用すると、耐性ができてくる、つまり、同じ使用量で次第に効き目が弱くなってくるものもあります。
また、体内では薬を分解しようといろいろな酵素が働きます。
薬を続けて使用することにより、これらの酵素が次第に増える結果、薬は最初より速く分解されて効き目が弱くなるものもあります。
薬の効き目が弱くなったと感じられたときは、自己判断で使用量を増やすことは避け、医師・薬剤師等にご相談されることをお勧めします。